映画「キック・アス」

クリストファー・ミンツ=プラッセ

クリストファー・ミンツ=プラッセ

映画「キック・アス」で無能なヒーロー「レッド・ミスト」を演じたクリストファー・ミンツ=プラッセはアメリカ合衆国出身の俳優です。まだ24歳と若く俳優経験も浅い彼ですが、ハリウッドコメディーには欠かせない俳優の一人となりつつあります。

プロフィール

1989年6月20日生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルス出身のユダヤ系です。スクールカウンセラーの母と、郵便配達をしている父の間に生まれました。高校時代は演劇を学んでいました。その時の友人2人と「スーパーバット 童貞ウォーズ」のオーディションを受けて、フォーゲル役を勝ち取ったのが俳優になったきっかけです。カリフォルニア育ちですが、マサチューセッツ州バストン市に本拠を置くNBAチーム「ボストン・セルティックス」のファンなのだそうです。

主な出演作

2007年「スーパーバッド 童貞ウォーズ」・・・フォーゲル役
童貞の高校生三人組が卒業パーティーで、それぞれ意中の女子生徒と初体験を目指して奮闘する青春コメディです。全米で初登場1位となり、公開4週目で興行収入1億ドルを超えるヒットとなりました。また、作品の評価も高く放送映画批評家協会賞などにノミネートされました。日本では残念ながら劇場未公開でしたが、2008年にDVDが発売されています。クリストファー・ミンツ=プラッセはこの映画のオーディションで見事主役の一人であるフォーゲルの役を射とめ、デビューを飾りました。
2008年「ぼくたちの奉仕活動」・・・オージー役
ショーン・ウィリアム・スコットとポール・ラッドのコンビが送るハートフル・コメディです。親友同士のダニーとホイラーは栄養ドリンクの営業をしてまわるのが仕事でした。ある日仕事中に駐車違反をしてしまい、その取締りから逃げようとした2人は事故を起こしてしまいます。逮捕された二人は、刑務所に行くか、150時間の社会奉仕活動かの選択を迫られます。刑務所よりはましだろうと社会奉仕活動を選んだ二人。しかしそこで待ち受けていたのは、とんでもない問題児たちだったのです。この映画でクリストファー・ミンツ=プラッセは、問題児の一人でいつも騎士の格好をしているファンタジーに夢中なオタク少年オージーの役を演じました。
2009年「紀元1年が、こんなんだったら!?」・・・イサク役
狩猟と採取で生活している原始人さながらの村で、狩りも満足に出来ないゼドは「禁断の果実」を食べてしまい、村から追放されてしまいます。同じく村のはみ出し者オーも、ゼドと共に村を出ます。途中で二人は弟を殺してしまったというカインという男に出会い、ゼドの村人たちが罪業の都市・ソドムに連れ去られてしまったことを知ります。彼らはソドムに潜入しますが、そこは神への生贄として処女を捧げる司祭長や、古代ローマを思わせる軍隊の衛兵などがいる退廃した町だったのです。村人たちを救出するため、奮闘するゼドとオーでしたが、司祭長しか入れない禁断の間に入ったことで死刑を受けることになり・・・。この映画は旧約聖書をベースにしているコメディで、クリストファーはアブラハムの放蕩息子・イサク役で登場します。
2010年「ヒックとドラゴン」・・・フィッシュ役(声の出演)
イギリスの児童文学作家クレシッダ・コーウェルの同名児童文学を映画化した3Dアニメ作品です。舞台ははるか北の海に浮かぶバーク島。そこに暮らすバイキング一族は、長きに渡ってドラゴンと争い続けていました。鍛冶屋で修行中のひ弱な少年・ヒックは、立派なバイキングになることを夢見ていますが、何かと問題を起こすばかりで村に度々襲来するドラゴンとの戦いではいつも邪魔者扱いされていました。彼の父で、村のリーダーでもあるストイックも、変わり者の息子をどう扱えばいいのかと悩んでいました。そんなある日、ドラゴンが村を襲ってきます。ヒックは自ら発明した投擲機で、最も危険とされるドラゴンのナイト・フューリーを捕らえることに成功します。これを倒せばきっと皆が認めてくれると確信したヒックでしたが、傷ついたドラゴンをヒックは殺せませんでした。彼はドラゴンに「トゥースレス」と名づけ、少しずつ距離を縮めていきます。トゥースレスを再び飛べるようにしようと飛行訓練を繰り返すうち、ヒックはドラゴンの習性を覚え、それを訓練に活かして上手く立ち回るようになります。次第に周囲から注目を集めるようになったヒックは、ドラゴンを敵と決め付けているバイキングたちにドラゴンの良さを伝えようと奮闘するのでした。クリストファーはこの映画で、見習いバイキングの少年・フィッシュの役を演じました。
2010年「サーフィンドッグ」・・・ジュゼッペ役(声の出演)
ブラッド・アンダーソンとフィル・リーミングによる漫画「Marmaduke」を映画化した作品です。マーマデュークはウィンズロ一家に飼われているドジばかりのダメ大型犬。ウィンズロ一家と共にカリフォルニアに越してきたマーマデュークは、飼い主のフィルにつれていかれた犬の社交場“ドッグパーク”で、キュートな雌犬イゼベルに一目ぼれしてしまいます。しかしイゼベルはその一帯を牛耳る純血犬・ボスコの彼女だったのです。雑種犬のマーマデュークは肩身の狭い思いをしながらイザベルに思いを馳せる生活を送っていました。そんなある日、フィルの仕事の関係で犬のサーフィン大会に出場することになってしまったマーマデューク。そこにはなんとボスコの姿もあり・・・。
2011年「フライトナイト/恐怖の夜」・・・エド・リー役
ラスベガス郊外に住む普通の高校生チャーリーはオタクっぽい思春期を越え、学校一の美女エイミーという彼女もできて充実した毎日を送っていました。ある日彼の家の隣にジェリーという男が引っ越してきます。チャーリーのオタク時代の友人・エドは多くの学生が失踪していることからジェリーが吸血鬼であると主張しますが、チャーリーは全く相手にしません。しかしそのエドまでもが失踪してしまい、さらにエドの部屋でジェリーが吸血鬼である証拠らしきものまで発見してしまいます。疑いを抱いたチャーリーがジェリーの家に侵入すると彼が血を吸っている瞬間に遭遇してしまい・・・。この映画は1985年のトム・ホランド監督の映画「フライトナイト」のリメイク作品です。
2012年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」・・・アルヴィン役
ライカ製作による3Dストップモーション・アニメーション・コメディホラー映画です。舞台は300年前に魔女狩りが行われていたという伝説を持つ町ブライス・ホロー。そこに棲む少年ノーマンはごく普通のホラー好きの少年ですが、死者と話すことができるという特殊能力を持っていました。しかし、この能力のせいで町の人や学校では変人扱いされていました。そんなある日、疎遠になっていたプレンダーガストおじさんがノーマンを訪ねてやってきます。おじさんはノーマンの能力は、300年前に封印された魔女の災いから町を守るためのものだと言い残し、他界します。魔女の正体も分からないまま、町を守るために戦うことを決心したノーマンでしたが・・・。
2013年「ムービー43」・・・マイキー役
この映画は16の異なる物語からなるコメディ・アンソロジー映画で、それぞれの物語を異なる監督がメガホンをとって撮影しました。アメリカで公開された際には批評家によって酷評され、日本での公開時はそれを逆手にとって「レッツ!ドン引き」「豪華オールスターを無駄遣い!かつてないエクストリーム3G【下品・下劣・下衆】映画上陸!」というキャッチコピーが付けられました。クリストファー・ミンツ=プラッセはこの中の「中学生のデート」という1作に出演しており、キック・アスのヒット・ガールであるクロエ・グレース・モレッツと再び共演しています。